2016.01.09 / 9〜16位決定トーナメント , LIXIL CUP 2016 , 順位決定トーナメント 0
text by Kenji Demura
パナソニック、ヤマハ発動機、神戸製鋼、東芝が4強入り
リコー、コカ・コーラ、NTTドコモ、NECは入替戦へ
9日、ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016順位決定トーナメント8試合が行われた。
上位1〜8位の順位を決めるLIXIL CUP 2016では、パナソニック ワイルドナイツ、ヤマハ発動機ジュビロ、神戸製鋼コベルコスティーラーズ、東芝ブレイブルーパスのリーグ戦の上位チームがいずれも勝利を収めた。
この結果、次節の4強対決は16日にパナソニック対神戸製鋼(東京・秩父宮ラグビー場=14:00)、東芝対ヤマハ発動機(大阪・東大阪市花園ラグビー場=14:05)の対戦カードで行われることが決まった。
神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場ではトップリーグ3連覇を狙うパナソニックがSOベリック・バーンズ、WTB山田章仁といったスター選手を欠きながらも攻守両面でキヤノンイーグルスを圧倒した。
「ワークレート高くプレーできた」(HO堀江翔太主将)というFW前5人を中心に80分間ほぼ完璧に試合を支配。敵将の永友洋司監督に「気持ちいいくらいの完敗」と嘆かせるほどの一方的な内容で46—6で勝利。V3に向けてチームが順調に仕上がってきたことを印象づけた。
大阪・キンチョウスタジアムでは前半7−7とNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに苦戦したヤマハ発動機だったが、後半は一方的に試合を支配して3トライを加えて26—7で快勝した。
関西勢同士の対戦となった愛知・パロマ瑞穂ラグビー場での第1試合では、神戸製鋼が近鉄ライナーズに対して前半だけで5トライを奪う猛攻ぶりを見せて42—10で大勝。
同・第2試合では常に先行した東芝がトヨタ自動車ヴェルブリッツの追い上げを振り切るかたちで29—17で勝利を収めた。
また、LIXIL CUP 2016と並行して行われている9〜16位決定トーナメント第1節の結果は以下のとおり。
豊田自動織機シャトルズ 27−17 リコーブラックラムズ
サントリーサンゴリアス 52−7 コカ・コーラレッドスパークス
Honda HEAT 23−20 NTTドコモレッドハリケーンズ
クボタスピアーズ 30−20 NECグリーンロケッツ
敗れた4チームが入替戦に回ることも確定した。