2016.01.16 / 9〜16位決定トーナメント , LIXIL CUP 2016 , 順位決定トーナメント 0
text by Kenji Demura
パナソニックと東芝のLIXIL CUP 2016ファイナル進出が決定
セミファイナル敗戦の神戸製鋼とヤマハ発動機は3位決定戦へ
16日、ジャパンラグビー トップリーグ 2015-2016順位決定トーナメント8試合が行われた。
4強対決となったLIXIL CUP 2016セミファイナルでは、3パナソニック ワイルドナイツが神戸製鋼コベルコスティーラーズに42—10、東芝ブレイブルーパスはヤマハ発動機ジュビロに34−22でそれぞれ快勝。
24日、東京・秩父宮ラグビー場で予定されているLIXIL CUP 2016ファイナルはパナソニック−東芝のカードで行われることになった。
東京・秩父宮では3連覇を目指すパナソニックが強さを見せつけた。
前半、ベリック・バーンズに代わってSOに起用されたヘイデン・パーカーが確実に4PGを重ねる手堅い試合を見せて12—0で折り返した後、後半は5分のFB笹倉康誉を皮切りに、25分にCTB のJP・ピーターセン、32分再びFB笹倉と着実にトライを重ねて最終スコアを42—10まで引き離して、3連覇に王手をかけた。
一方、大阪・東大阪市花園ラグビー場では、東芝が昨シーズン3戦して3敗だったヤマハ発動機に完全なるリベンジを果たした。
「FWで崩して、BKでは脅威になる選手で勝負する」(冨岡鉄平監督)というゲームプランだった東芝は、立ち上がりからコンタクトエリアで優位に立ち、元NZ代表リチャード・カフイ(3トライ)、増田慶介(2トライ)のCTB陣で全5トライを挙げるなど思い通りに試合を進めて快勝。
ヤマハ発動機の清宮監督も「今日は東芝の方がラグビーの偏差値が高かった」と、完敗を認めざるを得ない内容で東芝がパナソニックへの挑戦権を獲得した。
尚、24日のLIXIL CUP 2016ファイナルは14時キックオフ、また神戸製鋼−ヤマハ発動機の顔合わせとなる同3位決定戦は11時40分から同じく東京・秩父宮でのキックオフとなる。
LIXIL CUP 20161回戦の敗者同士の対戦となったキヤノンイーグルス対近鉄ライナーズは24—18でキヤノン、同じくトヨタ自動車ヴェルブリッツ対NTTコミュニケーションズシャイニングアークスは32−21でトヨタ自動車がそれぞれ勝利。
23日に予定されているLIXIL CUP 2016 5位決定戦はキヤノン−トヨタ自動車、同7位決定戦は近鉄−NTTコムの顔合わせで行われることに(11:40/14:00愛知・パロマ瑞穂ラグビー場)。
また、9〜16位決定トーナメント4試合の結果は以下のとおり。
コカ・コーラレッドスパークス 39−21 NTTドコモレッドハリケーンズ
サントリーサンゴリアス 45−14 Honda HEAT
リコーブラックラムズ 31−5 NECグリーンロケッツ
豊田自動織機シャトルズ 30−19 クボタスピアーズ
23日に予定されている各順位決定戦は以下のカードで行われる。
<9位決定戦=大阪・花園 14:05>
サントリー−豊田自動織機
<11位決定戦=大阪・花園 12:00>
Honda−クボタ
<13位決定戦=東京・駒沢 14:00>
コカ・コーラ−リコー
<15位決定戦=東京・駒沢11:40>
NTTドコモ−NEC